まず、オランダとウルグアイがベスト4を決めたわけですが、
その2試合を見ていてサッカーの面白さ、恐さ、最後まで
何が起こるか分からないということを改めて感じさせられました。
ブラジルVSオランダは、前半に一本のパスからロビーニョが抜け出し先制。
終始、ブラジルのペースでオランダはほとんど自分たちのサッカーをさせてもらえない状態でした。
前半を見て、ブラジルの強さやうまさが際立っており、やっぱりブラジルかなという印象でしたが・・・
後半に入るとオランダも少しづつ形を作れるようになり、FKの流れから
ブラジルの連携ミス?で同点に追い付きました。
同点となってからはオランダが更に勢いを増し、後半20分過ぎにCKから
カイトが後ろに流したボールをスナイデルが合わせ逆転。
逆転されてイライラしたブラジル。フェリペ・メロがラフプレーで一発レッド。
そこで完全に試合が崩れてしまい、そのまま攻める姿勢を失わなかったオランダが勝利。
チームとして非常に安定していると思われていたブラジルでしたが、
それが壊れるのは一瞬でしたね。
メンタルの差がハッキリと出た試合と言えるかもしれません。
ウルグアイVSガーナは、0-0で折り返して後半勝負かと思いきや、
前半ロスタイムにガーナのムンタリが30メートル弾を叩きこんで先制。
対するウルグアイは、後半10分にフォルランがGKの逆を突きFKで同点に。
その後はお互いにチャンスを作るも決まらず、延長戦へ。
延長戦もチャンスはあるものの点が入らず、PKが濃厚となった後半ロスタイム。
ガーナがゴール前の混戦で放ったシュートをウルグアイのスアソが手で防ぎ、一発レッドでPKに。
しかし、そのPKをガーナのギャンが外して延長戦が終了、PKへ。
PK戦は、ガーナから運が逃げてしまったのか二人が止められ、4-2でウルグアイが制し、ベスト4へ。
最後の最後まで目の離せない筋書きのないドラマがそこにはあり、
サッカーの奥深さを改めて感じさせられました。
今日行われるドイツVSアルゼンチン、スペインVSパラグアイも好カードで楽しみですね。
期待も含めた予想としては、ドイツとスペインがベスト4ではないかなと。